【遊戯王マスターデュエル】デッキ紹介#2 斬機蟲惑魔

2025年2月20日

aine_clineと申します。

今日も今日とてマスターデュエルのデッキ紹介をしていきます。

今回は蟲惑魔です。蟲惑魔といえば、落とし穴、ホール通常罠を駆使して戦うテーマです。

一見ラビュリンスの下位互換に見えますが、今回は、ラビュリンスにない、展開力を生かし、斬機と組み合わせた蟲惑魔を紹介します。

蟲惑魔への出張は、アーマードエクシーズや昆虫、植物、爬虫類のサポートテーマである蕾禍と組み合わせる場合が多いですが、一番しっくり来ている斬機との組み合わせを紹介していきます。

ラビュリンスとは違う、展開できる罠ビートデッキを使いたい人、蟲惑魔に魅了された人は、ぜひ見ていってください。

デッキレシピ

メインデッキ

<モンスター>

増殖するG×3

灰流うらら×3

トリオンの蟲惑魔×3

ティオの蟲惑魔×1

ランカの蟲惑魔×3

斬機ナブラ×1

斬機ダイア×1

斬機サーキュラー×2

プティカの蟲惑魔×3

キノの蟲惑魔×1

パラレルエクシード×2

<魔法>

蟲惑の園×1

墓穴の指名者×2

<罠>

底なし落とし穴×1

絶縁の落とし穴×1

無限泡影×3

斬機超階乗×1

墓穴ホール×2

ホールティアの蟲惑魔×3

嗤う黒山羊×3

EXデッキ

FNo.0 未来皇ホープ×1

FNo.0 未来龍皇ホープ×1

フレシアの蟲惑魔×1

クロノダイバーリダン×1

塊斬機ラプラシアン×1

塊斬機ダランベルシアン×1

ガガガガマジシャン×1

アロメルスの蟲惑魔×1

シトリスの蟲惑魔×1

天霆號アーゼウス×1

セラの蟲惑魔×3

クラリアの蟲惑魔×1

アティプスの蟲惑魔×1

採用カードの解説

手札誘発などの汎用札は割愛

トリオンの蟲惑魔、プティカの蟲惑魔、ランカの蟲惑魔

召喚時にサーチ効果を持ち初動としてシンプルに強いためそれぞれ3枚採用。特にトリオンは、初動枚数を減らすことができ、バック破壊要員としても活躍できます。

ティオの蟲惑魔、キノの蟲惑魔

それぞれ効果は強いものの、ティオは、先行1ターン目では通常召喚時の効果を発動することが基本できず、キノは特殊召喚効果を使ってしまうと、昆虫、植物縛りがついてしまうためそれぞれ1枚採用。基本セラのリクルートや、ランカ、シトリスのサーチで持ってきます。

斬機ナブラ、斬機ダイア、斬機サーキュラー

斬機モンスターは3種類が1枚ずつあれば最低限足りますが、それだと2枚以上素引きしたとき、展開できなくなるため、斬機モンスターは4~5枚推奨。サーキュラーが2枚なのは3種の中で1番素引きが強いためです(UR石を節約したいときはナブラ2枚でも可)。

パラレルエクシード

本当は3枚入れたいですが、準制限なので2枚。上振れ要員。ホールティアと一緒に引けばフレシアを出してニビルケアが可能。初手で2枚とも素引きしたときはおとなしく台パンしましょう。

蟲惑の園

プティカからのサーチ前提のため1枚採用。先行1ターン目でティオの通常召喚時効果を使えるようになるためフレシアを出してニビルケアも可能になります。

底なし落とし穴、絶縁の落とし穴、墓穴ホール

落とし穴カードは環境に合わせて変更してください。底なし落とし穴はシンプルに使いやすく、絶縁の落とし穴は全体除去に使えるため、迷ったらこれを入れることをおススメします。墓穴ホールは、上振れ展開でフレシアを出してニビルケアに使えるため、2枚採用です。

斬機超階乗

サーキュラーでのサーチ前提のため1枚採用。フリーチェーンで発動することができ、セラの効果を能動的に発動することができます。

ホールティアの蟲惑魔

展開札のため3枚採用。このカードが実装されてから安定してランク4展開に行けるようになりました。

嗤う黒山羊

自由枠。環境に合わせて変更してください。嗤う黒山羊は墓地効果もあるため、ホールティアのコストで捨てても妨害になるのが強いです。

FNo.0 未来皇ホープ、FNo.0 未来龍皇ホープ、ガガガガマジシャン

斬機を混ぜるとおまけで未来龍皇が出せます。おまけにしてはあまりに強すぎるため、ほぼ採用必須。展開は後述。

フレシアの蟲惑魔

上振れしたときにニビルケアができるため採用必須。地味に蟲惑魔に破壊耐性をつけれる点も強いです。

クロノダイバーリダン

自由枠。場持ちがよく、蟲惑魔だとX素材に罠を含めやすいです。

塊斬機ラプラシアン、塊斬機ダランベルシアン

ダランベルシアンは展開の起点、ラプラシアンは超階乗からの妨害要員なので採用必須。

アロメルスの蟲惑魔、シトリスの蟲惑魔

打点要員。後述するアティプスと組み合わせることで3000打点を超えれます。

天霆號アーゼウス

このデッキで数少ない後手まくり手段。Xモンスターを使うならとりあえず採用。

セラの蟲惑魔

蟲惑魔の核である有能な幼女。採用枚数は2枚にする構築もあるが、長期戦になったり、クシャトリラユニコーンに飛ばされたりしたときがきついため、基本的に3枚必須だと思います。

クラリアの蟲惑魔

自由枠。長期戦になったときに使うことがある程度。ここを後手まくりに使えるヴェルズビュートやシンプルに強いリトルナイト、深淵に潜む者などに変えるのもありです。イラストは好き。

アティプスの蟲惑魔

リーサル要員。このカードが実装されてから蟲惑魔で打点に困ることがなくなりました。除去効果もあるため、たまに後手まくりで使うこともあります。

展開紹介

複数ありますが、今回は一番使うパターンを紹介していきます。

初動:蟲惑魔モンスター+ホールティアの蟲惑魔+コスト用の通常罠
1.蟲惑魔モンスターを通常召喚し、セラをリンク召喚

2.ホールティアの蟲惑魔をセットし、通常罠を捨てて即時発動

3.ホールティアの蟲惑魔を発動したことで、セラの効果発動。蟲惑魔モンスターをリクルート。※この時に落とし穴カードを捨てるとティオの蟲惑魔で回収可能。

4.リクルートした蟲惑魔とホールティアの蟲惑魔でダランベルシアンをX召喚

5.ダランベルシアン効果でサーキュラーをサーチ

6.サーキュラーの効果でデッキのナブラを墓地に送り、サーキュラーを特殊召喚。

7.ダランベルシアン効果発動。ダランベルシアンをリリースし墓地のナブラを特殊召喚。

10.ナブラ特殊召喚でサーキュラー効果発動。斬機超階乗サーチ。

9.ナブラ効果でナブラをリリースし、デッキからダイアを特殊召喚。

10.サーキュラーとダイアでガガガガマジシャンをX召喚。

11.ガガガガマジシャンの効果で墓地のダランベルシアンを特殊召喚。

12.ガガガガマジシャンとダランベルシアンで未来皇ホープX召喚。

13.未来皇ホープの上に重ねて未来龍皇ホープをX召喚。

14.斬機超階乗をセットしてターンエンド。

これで、未来龍皇+ラプラシアンの最大3枚除去+ダイアX素材効果の万能無効+セラからのプティカorトリオンの除去の4妨害が立ちます。

そのほか落とし穴カードがあれば追加で妨害が立ちます。

対戦動画

このデッキの強み

・妨害を残しやすい
このデッキの強みとしてまず挙げられるのが、羽箒を打たれても最低限の妨害を残せる点です。

落とし穴カードには狡猾の落とし穴くらいしかなく、後攻1ターン目に羽箒を打たれたら発動してもセラの効果を発動するだけになります。

しかし、超階乗であれば、ラプラシアンによる1枚ハンデスとダイアのX素材時効果による無効妨害を残せます。

・妨害の量と質がいい
純構築であれば妨害は、ランク4展開で立てるフレシア、リダン、深淵に潜む者あたりです。これらプラス素引きした罠カードとプティカorトリオンといったところでしょう。

深淵は確かに強いので一概にどちらがいいとは言えませんが、この構築だと、未来龍皇によるモンスター効果無効、ラプラシアンによる1枚ハンデス、ダイアのX素材時効果による万能無効、セラからのプティカorトリオンです。

展開の最中でフリチェ通常罠を持ってくることができ、無効妨害も立てれます。

このデッキの弱み

・後手まくりの手段が少ない
1つ目の弱みとしては後手まくりの手段が少ない点です。

純構築であれば、狡猾の落とし穴とアトラの蟲惑魔のコンボ(狡猾アトラ)や汎用カードの壊獣などの採用もできるでしょう。

しかしこの構築では枠が足りず、基本アーゼウスかアティプスしかないです。

純構築も後攻が強いわけではありませんが、純構築より後手まくり手段が少ない点は明確な弱みでしょう。

・メインモンスターゾーンを開けておく必要がある。
2つ目の弱みとしては、メインモンスターゾーンを開けておく必要がある点です。

超階乗は、一度メインモンスターゾーンに斬機モンスター3体を特殊召喚しないといけないため、メインモンスターゾーンが3つ空いていないと発動できません。

超階乗発動前にセラの効果で蟲惑魔をリクルートし、メインモンスターゾーンがうっかり埋まってしまわないよう注意が必要です。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。

この斬機の出張セットはランク4を立てれればどのデッキにも採用できます。

蟲惑魔はセラの効果起動に使えるため、特におすすめです。

蟲惑魔をはじめとした罠ビート系のデッキは環境に合わせて構築を変えることができ、自分のプレイングと構築次第で強くも弱くもなると思うので、自身の実力を試したい人はぜひ使ってみて、改造してみてください。