【遊戯王マスターデュエル】デッキ紹介#15 デュエリストカップ1st突破 アザミナ烙印ダイノルフィア

aine_clineと申します。

今日も今日とてマスターデュエルのデッキ紹介をしていきます。

今回紹介するのは、2025年3月のデュエリストカップで使用したアザミナ烙印ダイノルフィアデッキです。

今回は、烙印をメインにしつつ、アザミナとダイノルフィアを出張させた構築となっています。

理由としては、ダイノルフィアメインとすると、インタクトやプルートなど、ダイノルフィアカードがないと機能しないカードを多く含んでしまうからです。

混ぜ物デッキの宿命である、素引きNGカードを極限まで少なくしようと考えた結果、烙印メインの構築となりました。

戦術としてはアザミナで、烙印の苦手なうららケアをしつつ、ミラジェイドや光と闇の竜王(ライダーロード)等強力なカードで妨害をするといったものです。

さらにそれらをさばいても、追い打ちでレクスタームの対応をしないといけないという二重、三重の妨害を構えています。

このデッキの強さとしては、かなり強かったです。そもそもの烙印が強いのでかなり戦えました。

ただ、烙印デッキ自体がやれることが多い分難しく、プレーヤースキルがないと扱いきれない印象でした。

私自身、勝てたはずの試合なのに、プレミやタイムアウトで負けたことが多々ありました。

ただ使いこなせればかなりの強さを誇るので、普通の烙印デッキに飽きた方、二重三重の妨害を構えて、相手のまくり札をかわしたい方はぜひ最後まで見ていってください。

デッキレシピ

メインデッキ

<モンスター>
増殖するG×2

灰流うらら×3

アルバスの落胤×2

デスピアの導化アルベル×3

ダイノルフィア・テリジア×3

スプリガンズ・キット×1

赫の聖女カルテシア×1

導きの聖女クエム×1

マルチャミー・フワロス×3

深淵の獣マグナムート×1

深淵の獣サロニール×1

黒魔女ディアベルスター×1

黒衣竜アルビオン×1

深淵の獣ルべリオン×1

<魔法>
烙印融合×1

聖なるアザミナ×1

復烙印×1

罪宝の欺き×3

墓穴の指名者×2

抹殺の指名者×1

烙印開幕×3

罪宝狩りの悪魔×1

烙印追放×1

<罠>
ダイノルフィア・フレンジー×3

微睡の罪宝-モーリアン×1

烙印断罪×1

EXデッキ

ダイノルフィア・ケントレギナ×2

背信聖徒シルヴィア×1

告死聖徒ルシエラーゴ×1

鉄駆竜スプリンド×1

烙印竜アルビオン×2

氷剣竜ミラジェイド×2

神炎竜ルべリオン×1

ダイノルフィア・レクスターム×2

赫焉竜グランギニョル×1

撃鉄竜リンドブルム×1

光と闇の竜王×1

採用カードの解説

手札誘発等の解説は割愛

アルバスの落胤

烙印融合の素材。基本的に素引きNGだが、後手まくりなどに使えるときがあります。

デスピアの導化アルベル

烙印の初動札。基本的にはシルヴィアを出した後に出したいが、欺きのコストにするため、先出しすることもあります。

ダイノルフィア・テリジア、ダイノルフィア・フレンジー

ダイノルフィアの初動札。しかし、このデッキにはディプロスがいないので、テリジア2枚以上の素引きはNGです。烙印には開幕があるので、テリジアに召喚権を使うこともあります。

スプリガンズ・キット

初動札の1枚。手札交換ができるので、素引きNGカードをデッキに戻せるのがポイント。烙印融合の使いまわしもできます。

赫の聖女カルテシア

上振れ札。開幕と合わせて泡影ケアができます。融合モンスターが墓地に送られたターンに手札に回収できるので、欺きやディアベルスターのコストとしても優秀。

導きの聖女クエム

グランギニョルなどと合わせて追加の妨害や、複数枚初動のために採用。

深淵の獣マグナムート、深淵の獣サロニール

誘発兼サポートで採用

黒魔女ディアベルスター、聖なるアザミナ、罪宝の欺き、罪宝狩りの悪魔、微睡の罪宝-モーリアン、背信聖徒シルヴィア、告死聖徒ルシエラーゴ

おなじみのアザミナ出張セット。モーリアンは、裏切りなどでも可。モーリアンは、墓地からセットができ、コストにしても復活できるためこちらを採用しています。

黒衣竜アルビオン

断罪を落としつつ、手札交換が可能アザミナやダイノルフィアにつながる可能性があるのがいいです。

深淵の獣ルべリオン、復烙印

基本的に烙印融合で墓地に落として、追放から出てくる赤アルビオンと一緒にライダーロードの素材になります。復烙印はルべリオンから持ってくるカード。

烙印融合

説明不要のパワカ。アザミナでうららケアして通します。アザミナが引けてなくてうららを打たれてもフレンジーがあれば、妨害は構えられます。

烙印開幕

召喚権を使わない初動。手札消費が激しくなるが、カルテシアを出して泡影ケアができたり、テリジアに召喚権を使ったりすることができます。

烙印追放

深淵ルべリオンの効果で赤アルビオンを墓地へ送り、赤アルビオンの効果で持ってきます。展開には絡まないので、素引きはNG

烙印断罪

サロニールやクエムなどで墓地に落とすためのカード。素引きNG。ただごくごくまれに、妨害として使うことあり。

ダイノルフィア・ケントレギナ、ダイノルフィア・レクスターム

最低限の出張セット。1回分の融合しかありません。ユニコーンのケアのために、それぞれ2枚ずつの採用となっていますが、墓穴ケアのために、レクスターム1枚をステルスべギアにするのはありです。

鉄駆竜スプリンド、撃鉄竜リンドブルム

ミラジェイドで落とす用のモンスター。スプリンドは、エンド時に、アルバスを出して、相手を融合素材にします。リンドブルムは墓地にアルバスを落としていると妨害になります。

烙印竜アルビオン、氷剣竜ミラジェイド、神炎竜ルべリオン

烙印融合からアルビオンを出して、ルべリオン、ミラジェイドとつなげます。アルビオンはライダーロードの素材にもなります。アルビオンは1枚にして、別なカードにした方がいいかも

赫焉竜グランギニョル

カルテシアで出す用のカード。クエムを持ってくることで妨害になります。

光と闇の竜王

強制効果だが、万能無効を3回まで使える化け物。これで相手を消耗させた後に出すレクスタームはとても厄介でしょう。

展開紹介

烙印の動きを紹介します

初動:デスピアの導化アルベル、手札コスト
1.アルベル召喚、効果で烙印融合サーチ

2.烙印融合を発動し、アルバスと深淵るべリオンで赤アルビオンを融合召喚

3.赤アルビオンの効果で、フィールドのアルベルと、墓地のアルバスで、神炎ルべリオンを融合召喚

4.神炎ルべリオンの効果で、手札を1枚捨て、アルバスと神炎ルべリオンでミラジェイドを融合召喚

5.フィールドの赤アルビオンをリリースして、深淵ルべリオンを特殊召喚

6.深淵ルべリオンの効果で復烙印を置く

7.エンド時に赤アルビオンの効果で、烙印追放をセット

盤面:ミラジェイド、追放からのライダーロード

これにアザミナやダイノルフィアが追加されます。

このデッキの強み

二の手、三の手を構えられる
アザミナを抑えても烙印、烙印を抑えてもダイノルフィアといったように、二の手、三の手を構えられます。

まくり札をかわせる
最初に盤面に並ぶ妨害としては、ミラジェイドとシルヴィアくらいで、後出しで、ライダーロードとレクスタームを出すことができるので、相手が自分の展開を通したくて、まくり札を使ってきても、後出しのライダーロード、レクスタームが立ちはだかるようになっています。

ドロバに強い
メインの烙印のギミックがドロバの影響を受けません。もちろんダイノルフィアも。アザミナから入ってしまうと少しきついですが。

このデッキの弱み

素引きNGカードがある
素引きNGカードを極限まで減らしていますが、それでも多い部類だと思います。混ぜ物デッキの宿命ですね。

それぞれが独立している
アザミナ、烙印、ダイノルフィアはそれぞれの展開が、つながっているわけではないので、すべてのテーマが確実にそろうわけではないです。ただ、裏を返せば、1回動きを止められたらすべてが終わるわけではないです。

手札の消耗が激しい
欺き、開幕、ディアベルスターと、コストを要求するカードが多々あるので、最初のうちの所望が激しいです、しかし、回収効果があるカードも多々あるので、エンドフェイズにはある程度リカバリーはできます。

対戦動画

最後に

最後までご覧いただきありがとうございます。

弱点だらけのレクスタームをどう通すか考えた結果、最初に派手な妨害をちらつかせて、相手のまくり手段を吐かせる方針にしました。

純構築のダイノルフィアと違って、LPを削る速度は遅いですが、レクスタームが残る可能性は非常に高くなっています。

シンプルに烙印が強すぎて難しすぎるので、完全に使いこなせたかは微妙ですが、強さは確実にあるので、皆さんも作ってみてはいかがでしょうか。